ひらりろぐ。

心にもない言葉より沈黙

ききかん

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うわー、誰が見てるんやろコレ。

私としては再起を狙っていたものの、iPhoneにかまけているとアホになるという怖さが優っていた笑

とはいいつつ新しいiPhoneを追いかけてしまい、自分の価値観を信用できなくなっていたのだ。

君は10万円。

ランニングしつつ、散歩しつつの写真だったり音楽だったりのお供になってくれる、小さな友達くらいの距離でいいんだけど、ほんとは。小さな10万円の友達。だけど走っても歩いても、したり顔でAir podsまでおるやろ。

お前だけで2万。

 

 

ピーピー💸  のひらりやんは27歳になってます。お久しぶりでした!

町の風

私の町、

私の道、

思い出は、ここにくれば在る。

 

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あいみょんの『風のささやき』という曲を聴いていたら、どうしても来てみたくなった道。不思議だな、その当時はまだその歌を聴いていなかったのに。なのに思い出すなんて。

彼女の声は、ずっと昔の記憶にもふわっとリンクする。

 

そしてね、だんだんと日が暮れて暑さも和らいでくると、周囲がオレンジと紺にくるまれて、すこし厚ぼったい空気があって、記憶のなかの私が着ていたブラウスやプリーツのスカートのはためく感触が、さわっと肌を触ったように感じた・・・

というのは都合がよくまわりすぎているかなア。

別の物語のなかのひとたち

道を歩いていて、ひととすれちがうとき、このひとも誰かの胸を焦がせているのかもと思ってひどく感動することがある。私にとってはただの通りすがりだけれど、誰かにとっては、こんな風にすれちがう瞬間さえ願われているひとなのかもしれない。そのひとの魅力を知らずに私は通り過ぎるだけで。そして私のなかにもまた、会いたい顔があるわけで。

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声になる前に会いにきて

別れも自然のなすことだ。雨や夕日とおなじように。

別れるべくして出会うひともいないし、

だからといって

出会うべくして出会うひともいないんだろうな。

一切合切、すべては自然のいたずらなんだ。

 

だから、こんなにも大好きになってしまった。

 

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ミスチルと5月

5月のミスチルのライブ(大阪)に当たったのだけど、よく考えれば次の元号になって最初のイベントとしてミスチルがあるなんて、どんなに素晴らしいことかと思う。

 

中学のころからミスチルが好きで、私はSignから入ったのだけど、買ってもらったばかりのパカパカの古い携帯電話で、その一曲だけをひたすら聴いていた放課後があった。(あのころはどうやって音楽をとっていたんだっけ?なにかサイトがあった?ユーチューブ もなかったしねえ)

高校生になると少しずつお小遣いを貯めてCDを買ったり、それでもお金がないからレンタルしたものを落としたりして過ごしていた。(どれだけお金がないんだよ。貧乏学生だったな)

そうそう、教室の机の隅に好きな歌詞を落書きしたりもしたな。

 

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それから10年以上、ライブは初めてだ。

どうも集団や人混みが苦手で、ひとりでひっそりとしていたいと思っていたから、ライブはあまりだったんだけれど、なんの心境の変化か、昨年から抽選に出しては落ち、出しては落ちを繰り返していた。

 

やっと当たったのは、大好きな5月だし、新しい日々がやってきそうでうずうずしている。(元号が変わるからどうなるでもないけど、こういう流れにきっかけを持ちたいみたいな、影響されやすい人間でもあるワタクシだから、未経験のライブに興味が出たのかも)

それか、自分の好きなようにお金が使えるようになったからかも。

 

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今回、初めてライブに行くにあたって、感謝をしないと、と思う。

ライブ運営の関係者各位に対してはもちろん、忘れたくないのは、インターネット会社のひとや、都度メールで連絡をくれるチケット関係の会社のひと、代金を支払うために行ったコンビニの店員さんの仕事のことだ。直接には関係しないように見えるひとすべての仕事があるから、私はライブに行くことができる。それを忘れずにいたいと思う。(「彩り」みたいなことを言った。)

影になる誰かがいるから、歌い手も輝くことができてさらに良い音楽が生まれて、聴き手はそれを楽しみにして日々を生きていける。

 

そして仕事においては私も影になって、それでお金をもらい世の中を回す一員になれるんだ!社会人は、こういうことなのかもしれないな。

 

🌱

ライブが私の良いきっかけになればと思う。

ますます私は5月を好きになる。

 

通過

国道に沿ったそのガソリンスタンドはいつもラジオを流していて、一期一会の出会いを日々、くれるなあと思っていた。

 

信号待ちのあいだだけ、

意識せずとも耳に入ってくるのは、もう二度とは聴けない音楽であり、話であり、それらが風景のひとつに溶け込んで同じ風のなかに飛ぶ。

 

捜せば面白いと思うことは、沢山あるのだろうな、こんなガソリンスタンドのように。

 

 

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コープが見えるだけで、ものすごい生活感でしょ??

くちずさむラララ

イヤホンのなかに

隠したくなってしまう思い出

 

みんな自分のなかに思い出をもつように

歌をもっているなあと思う。

 

映画や本は、月日が経つにつれて、自分の経験によって、そのたびに印象が変わるものだけれど、歌だけは時間がそのまま真空パックされているようだ。

その歌を聴くと、当時の自分、まるでなにもなかった自分の影に引き合わされて、結局まだそこから進んでいないかもしれないと思わせる。ただ、それは決して後ろ向きなことではなくて、それは決して戻ることのないものだと今の自分が学んだから、歌といっしょに当時を大切にしようと思えたんだ。

 

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