私の町、
私の道、
思い出は、ここにくれば在る。
あいみょんの『風のささやき』という曲を聴いていたら、どうしても来てみたくなった道。不思議だな、その当時はまだその歌を聴いていなかったのに。なのに思い出すなんて。
彼女の声は、ずっと昔の記憶にもふわっとリンクする。
そしてね、だんだんと日が暮れて暑さも和らいでくると、周囲がオレンジと紺にくるまれて、すこし厚ぼったい空気があって、記憶のなかの私が着ていたブラウスやプリーツのスカートのはためく感触が、さわっと肌を触ったように感じた・・・
というのは都合がよくまわりすぎているかなア。