ひらりろぐ。

心にもない言葉より沈黙

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ねころんで夢をみる

夢は、様々にかたちをかえて、常にそばをついてくる。 あるときは空の色になって、移り変わる心や時間の経過のことを意識させて、ここに感じたものを書けと促すし、 あるときは口遊む懐かしい歌になって、あの頃の自分と重ねて見せようとする。 日の目をみる…

私のなかの宙ぶらりんたち

ブログって、実は下書きこそ面白かったりして・・・ひとの目に触れるほどの言葉じゃないからと、そのままもう出ることのない言葉たちの待ちぼうけ感とか 続きのつながらない言葉、飲み込んでしまった言葉のいじらしさそんな言葉がひとのなかにはどれだけある…

父が定年退職する。

いつも通りの終業時間のあと、いつも通りの道を帰りながら、よくすれ違う自転車のおじさんと、例によってすれ違ったとき、「あ、お父は最後の仕事から帰ってくるんだろうな」と、きゅっと肌に擦り込まれるような気持ちで思い出した。 朝、私の部屋をすこし覗…