ひらりろぐ。

心にもない言葉より沈黙

帰途の坂を登る

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出かけたあと、帰途のもの惜しさだ。
そのころにはもう、あたりは静かになりかけていて
いい具合に疲れたひとの波があり
オレンジ色がある。

そのころにはもう、朝、いさんでドアを閉めたときの足どりや
色や景色は遠い一日のように感じられてしまう。

そして次の朝には、思い出話のように
昨日の話をするんだ。