2018-05-04 帰途の坂を登る 「ふ」と 写真とか 出かけたあと、帰途のもの惜しさだ。 そのころにはもう、あたりは静かになりかけていて いい具合に疲れたひとの波があり オレンジ色がある。そのころにはもう、朝、いさんでドアを閉めたときの足どりや 色や景色は遠い一日のように感じられてしまう。そして次の朝には、思い出話のように 昨日の話をするんだ。