ひらりろぐ。

心にもない言葉より沈黙

正直なところ

自分のやりたいことをしているのなら、ひとりだとしても満足感はある。けれども私の場合は、その覚悟よりも本当はずっとひとのことが気になった。

 

そうして、ひとと会ってみるとやっぱり楽しくてお酒も美味しくて、そうしたらまたよく喋ってもっと楽しい。そんな付き合いのなかで、声をかければ会ってくれるひともいるのに、そしてそれを望んでいたのに、どこか孤独なのだと知った。ひとといて、うそ寒いようなこと。

 

ひとりでやりたいことをしても、結局は身の程を知らねばならないときには打ちのめされて、ひとに会えばさよならのあとの、空いた右側が寂しい。

 

どちらが良くてどちらが悪いかなんて、決められないのは分かっている。今はそれが分からないままに「ひと」を選ぼうとして迷っている最中なんだ。

 

だけど、本当は「ひと」と出会ったり過ごしたりするのに、迷いなんて生じるはずもない。それはほんの一瞬のことだからと知っている。

誰かと飲んでいて楽しくても、ぜんぶの時間のなかで見ればその夜はほんの一瞬だし、誰かとぱっと出会ってしまったら、もうどうしようもなく走ってしまう。

 

迷うだけの時間があれば、いっそ、追ってしまったほうがいいし、そもそもまだ、迷いなんてなく飛びこめる瞬間に憧れているのだと思う。

 

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こーんなことを年末に、下書きしたまま残していた。

もうすぐ25歳になる。これはこれで楽しいけど、もっと言いたいこととか書きたいことがあったはずなんだなあ。